水引の結び方には、大きく分けると二種類あります。一つは、結婚や弔事、お見舞いのように、二度とあってはいけないことの場合に使われる「結び切り」。もう一つは、何度繰り返してもよい祝い事やお礼のときに使う「蝶結び」です。結び切りの中でも、真結び(こま結び)が正式な形で、ほかの飾り結びは略式です。豪華な飾りだから、格式が高いということではありません。ただし、結納の品にかける水引には、正式な場合では、真結びにした水引の先端に螺旋状の飾りを施した「老いの波」という飾り結びが使われます。自分で結ぶときでも、真結び(こま結び)さえ覚えておけば、どんな場合でも通用する正式な結び方ですので安心です。わざわざ、むずかしい飾り結びにする必要はありません。
出欠の返事を決められた期日までにはっきりしてあげる。すでにここから、テーブルマナーが始まっていると思ってください。なかには「そんなもの放っておいてもいい」という人もいらっしゃいますが、当日の人数によってパーティーの内容や準備などが変わってくることもあります。それに、もしあなたが主催者(ホスト)側だったら、返事のあいまいな人はきっと困るはずです。自分の立場に置き換えて考えると、とてもわかりやすいことです。ハガキで返事をするときは、自分のことだから『ご出席』ではおかしいのでこの字は=で消して『出席』にすべきです。お祝いの宴席であれば「おめでとうございます。喜んで出席させていただきます」と、ひとこと添える心遣いがほしいですね。欠席の場合も『ご欠席』のごは消して『欠席』にし、「残念ですが、当日はどうしてもはずせない予定が入っております」と添えます。表の宛名も「○○行」となっている行を消して、個人なら様汽会社なら御中に直してから投函するのが礼儀です。
「モシモシ」は電話の代名詞に使われるほどの電話ことばですが、電話をかけたときに「モシモシジ」ぬきで、いきなり「○○屋さんですか」または「○○さまのお宅でいらっしゃいますか」と言って、さしつかえありません。モシモシはムダなことばとして、むしろ使わないほうがいいと思います。電話を受ける側でも、受話器を取り上げたら「モシモシ」と言うよりも「はい、○○商事でございます」と言うべきです。最近は電話のエチケットが普及して、個人のお宅でも「はい、○○でございます」と応答なさる方が多くなりましたので、なおさらモシモシの必要がなくなりました。モシモシを使うのは、相手が電話口にいるかとうかを確かめるときくらいです。
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